当社の印刷技術の一部を紹介します。
インキの艶を活かし、印刷した箇所と周囲との光沢感に差を生み出す印刷表現です。グロスとマットの2種類のインキがあり、それぞれで仕上がりの光沢感が異なります。質感を強調したい箇所のみにスポットで使われるだけでなく、高級感を出したい場合は印刷物全体に利用されることもあります。
【用途】
雑誌、書籍、ポスター、パンフレット、ポストカードなど。
「UV艶出し・艶消し印刷」よりもインキを厚く盛る印刷表現です。インキの盛り上がりを利用し、印刷した箇所に立体感を持たせることができます。グロスとマットの2種類のインキがあり、それぞれで仕上がりの光沢感が異なります。
【用途】
雑誌、書籍、ポスター、パッケージ、パンフレット、ポストカードなど。印刷面を手で触れること を想定した印刷物にも応用できます。
UVインキにラメを入れることで、光を反射し、また見る角度によって色が変化する、ダイヤモンドに似た輝きを得られるため、華やかさのある表現が可能になります。ラメには大きさや色の違う様々な種類があり、バリエーションも豊富な上、UVを厚盛にすることで立体感を持たせることもできます。
【用途】
ポスター、パッケージ、POP、ディスプレイ、文具、CD/DVDジャケット、ポストカードなど。
UVインキにラメを入れることで、光を反射し、また見る角度によって色が変化する、ダイヤモンドに似た輝きを得られるため、華やかさのある表現が可能になります。ラメには大きさや色の違う様々な種類があり、バリエーションも豊富な上、UVを厚盛にすることで立体感を持たせることもできます。
【用途】
ポスター、パッケージ、POP、ディスプレイ、文具、CD/DVDジャケット、ポストカードなど。
印刷表面に起状を生み出し、様々なパターンの模様を施すことで3次元的な意匠を演出できる印刷技法です。
エッチングの質感を擬似的に表現することができます。
プラスチックビーズを利用して、インキ皮膜にシボ感を生み出した印刷表現です。インキ中のビーズの種類を変えることで多様なシボ感が表現できます。
有色のUVインキ皮膜を厚盛に印刷することで、高級感を表現した印刷技法です。多層印刷では得られないインキ皮膜の質感は一見の価値があります。
他の印刷方式では再現できない超厚盛り印刷は、視覚にも触覚にも強烈な印象をもたらすことが可能です。
スクリーン印刷技法の最大の特徴である厚盛り印刷を、さらに特化させた表面加飾印刷技法です。
マウスパッドなど、印刷面の裏側にベタ印刷・ドット柄印刷などを施すことで、弱粘効果てシートを固定できます。水洗いも可能です。
【用途】
マウスパッドなど。
金属粉顔料を使用することで、深みのある金属調の輝度感を表現できます。ざらざら・滑らか・強い輝度…など、様々な金属感を再現することができます。
有色のインキ皮膜を厚盛に印刷することで、高級感を表現した印刷技法です。多層印刷では得られないインキ皮膜の質感は一見の価値があります。
メタリックでは表現しにくい淡い光沢感(パール光沢)を表現できます。色々な角度から光が当たるときに、印刷面が玉虫色に変化する偏光パールインキもあります。インキは透明度が高いため、オフセットなどでの印刷図柄の上にパール印刷を行うと下の図柄が透けて見えます。またラメインキとの配合をおこなうことで様々な見え方を表現できます。
ミラーインクを透明の素材へ印刷することで、美しい鏡のような仕上がりを表現できます。箔押しの代替などに利用することができ、高級感を出すには最適です。
ポリエステルのホログラムフィルムが色材として使われており、UVラメ印刷よりも更に強い、ダイヤモンドに似た輝きを得ることができます。見る角度によって虹の7色に変化します。黒地の上に印刷した際に特に良好な発色効果が得られます。
髪の毛のような細い線を一定方向に印刷し、ヘアーライン柄を表現できます。今までステッカー対応だった部分的なヘアーライン柄を自由に表現できます。
銀色の部分を爪や硬貨でこすり取ると、下に隠されている図柄が現れるスクラッチカードで使われる印刷方法です。印刷面の保護とスクラッチの剥がしやすさを得るために、下地の図柄の上に剥離ニス(もしくはPPフィルム)を敷き、その上にスクラッチ用のインキを印刷します。インキの色は銀色が一般的ですが、金色、銅色などもあります。
【用途】
くじ、雑誌の付録、ダイレクトメール、ポイントカードなど
太陽光(紫外線)を当てると発光します。
ブラックライトを当てることで、蛍光色に発光させることのできるインキです。太陽光や蛍光灯などの下では無色ですが、ブラックライトを当てると発色します。
【用途】
カタログ、ポスター、シールなど。
太陽光、電灯等の紫外線を吸収・蓄積し、一定時間発光させ続けることができます。発光時間はインキの種類によって様々です。非難標識板や防災用品などの実用的な用途でよく利用されます。
UVインキの厚盛り皮膜上に箔をのせることで実現した表面加飾です。箔の鮮明な装飾感にスクリーン印刷の立体感が組み合わさり、ゴージャスな意匠が表現可能となります。
擬似エッチング印刷の一種で、特殊なインキを用いて印刷を施すことにより、彫刻のような表現と触感を付加することができる印刷手法です。印刷部分が凹んでいるように見えます。メタル調の用紙やホイル紙などの金属調の素材に印刷することでより大きな効果を得ることができます。
【用途】
POP、ディスプレイ、ポイントカード、パッケージなど
起毛した布のような感触を表現できます。糊を下地に印刷し、パイルを接着させ、静電気をかけることで起毛させます。色・長さとも様々な種類があるため、用途に応じた見た目、質感を出すことができます。また、紙だけでなく、布や工業製品にも利用できるため、広く利用されている加工技術です。
【用途】
ポスター、シール、衣類、自動車の内装等の工業製品など。
加熱によって膨らむ性質を持ったインキを使って印刷します。スウェード調の温かみのあるソフトで面白みのある質感が特徴です。触り心地が優しい反面、摩擦に弱い面もあります。
【用途】
ステッカー、シール、教材など。
ある温度以上になると色が変化する印刷表現です。感温インキという温度の変化によって色が変わるインキを使用します。色の変化が1段階のものと2段階以上のものがあります。
【用途】
宣伝用のポストカードやチケット、ノベルティ、玩具など。
香料をカプセル中に封入し、インキに混ぜることで、印刷面をこするとカプセルが壊れ、香りが出てきます。絵柄とマッチした香りを組み合わせることで、インパクトのある効果が期待できます。
香料の種類は花、ハーブ、果物、お菓子類など数多くあるほか、香水など既存の香料をカプセル化することもできるため、化粧品メーカーの広告やサンプリングによく利用されています。
【用途】
香水、芳香剤の配布用サンプル、広告、ノベルティなど。
美しいチヂミ模様に仕上がるインキを使用した印刷表現です。光を透過させるような用途に使用すると、一段と高級感を増すことができます。
UVインキをドット状に印刷して、点字パターンを形成する印刷です。案内板や名刺、パンフレット等、様々な用途に使用されています。
柔らかいスウェード調に仕上がるインキを使用した印刷表現です。しっとりとした触感が特徴です。
ゴム皮膜のような弾力性に富むインキ皮膜が特徴。柔軟性も優れており手に触れた質感も楽しめる表現加飾です。
熱を加えると半透明になる素材の特性を活かし、スクリーンインキと組み合わせることにより様々な色で柔らかな透明感を表現することが可能です。
オフセットなどの印刷面に、ウレタン樹脂を立体的に盛る印刷方法です。立体感とツヤがあり高級感を出すことができます。また、衝撃に強く、クッション性に優れ、紫外線に強いという特徴を持ちます。
【用途】
家具、ステッカー、商品や車のエンブレム、会社のマーク、キーホルダーなど。